5年間にわたる夫の闘病生活を経て、2年前に夫を亡くしました。
夫の死後すぐに初孫が生まれ、忙しさのあまり夫の死を十分に悲しむ余裕がありませんでした。
しかし、死別から1年ほど経った頃、自分だけが孫の顔を見ていることに罪悪感を感じるようになりました。
なぜもっと早く夫の病気に気づくことができなかったのか、別の病院に行けば夫をもっと長生きさせられたのではないかと、後悔の念に苛まれました。
カウンセリングを受けることに最初は抵抗がありましたが、子どもたちの勧めもあり、受けることにしました。
カウンセリングを続けて1年近くが経ちますが、すべての悲しみが整理できたわけではありません。
ただ、これからも孫の成長を楽しみながら生きていけると感じられるようになりました。
これからもカウンセリングを続けていくことでしょう。
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